
中国がレーダー施設建設か 南沙
2012.06.03 Sun
■中国がレーダー施設建設か 南沙、各国の実効支配定着 インフラ整備急ピッチ
(2012/06/02 産経新聞)
中国、フィリピン、ベトナムなど6カ国・地域が領有権を主張する南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島で、中国がレーダー施設とみられる建物を完成させるなど軍事関連の施設を増強している。2日までにフィリピンが実効支配するパグアサ島の当局者らが明らかにした。(続きはこちら)
スプラトリー諸島(南沙諸島)は、南シナ海に浮かぶ約100の小さな島々です。
1970年代後半に海底油田の存在が確認されてからは、広大な排他的経済水域内の海底資源や漁業権の獲得のため、近隣に位置するフィリピンやベトナムのみならず、遠く離れた中華人民共和国を含む各国が相次いで領有を宣言しています。
中国を含めたASEANでの会議で軍事介入はせず現状維持の取り決めが結ばれましたが、最近、中国の人民解放軍が建物を勝手に建設し、非難を浴びています。
2010年3月にアメリカからスタインバーグ国務副長官とベイダー国家安保会議アジア上級部長が中華人民共和国を訪れた際に、中華人民共和国政府は南シナ海を『自国の主権および領土保全と関連した「核心的利害」地域と見なしている』との立場を、公式に表明しています。
※関連ニュース
・フィリピンが南沙に小学校 6月、中国反発も
・越、南沙に大規模視察団 南シナ海、中国の反発必至
(2012/06/02 産経新聞)
中国、フィリピン、ベトナムなど6カ国・地域が領有権を主張する南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島で、中国がレーダー施設とみられる建物を完成させるなど軍事関連の施設を増強している。2日までにフィリピンが実効支配するパグアサ島の当局者らが明らかにした。(続きはこちら)
スプラトリー諸島(南沙諸島)は、南シナ海に浮かぶ約100の小さな島々です。
1970年代後半に海底油田の存在が確認されてからは、広大な排他的経済水域内の海底資源や漁業権の獲得のため、近隣に位置するフィリピンやベトナムのみならず、遠く離れた中華人民共和国を含む各国が相次いで領有を宣言しています。
中国を含めたASEANでの会議で軍事介入はせず現状維持の取り決めが結ばれましたが、最近、中国の人民解放軍が建物を勝手に建設し、非難を浴びています。
2010年3月にアメリカからスタインバーグ国務副長官とベイダー国家安保会議アジア上級部長が中華人民共和国を訪れた際に、中華人民共和国政府は南シナ海を『自国の主権および領土保全と関連した「核心的利害」地域と見なしている』との立場を、公式に表明しています。
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